【コラム】自炊が辛い、ハードルが高い理由

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コラム
この記事を書いた人
清水 康行

1989年生まれ
食事で人生が好転した人。
仕事中心の生活で、心身ともに疲弊。
健康診断で異常が出始める。
明るい未来が描けない独身生活を経験。
聞きかじった自己流のダイエットで健康に不安を覚え、
本を通して体系的に学ぶ。
実践を通して、無理なく楽しく続けられるレシピを考案。
「食事改善」を通して、明るい未来が描け、人生好転。
誰でも楽しめる健康家庭料理サイト、
リアルフードキッチンを立ち上る。

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やす
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私達の活動をシンプルに言うと「自炊していこうよ」という提案。

こういう話をすると、「自炊ってハードルが高い」と言われる事があります。

私達リアルフードキッチンと、「自炊ってハードルが高い」

感じる人の違いってなんだろう?と考えてみました。

この記事の結論:自炊に無理を感じるのは非日常を求めているから。

自炊のイメージは?

やす
やす

唐突ですが、皆さんは自炊・料理と聞いて、
どんなイメージをしますか?
僕はレストランに出てくる立派な料理を作ること=自炊と思っていました。

本格的、立派、プロっぽい料理

プロの味を真似したい気持ちは大事。でも、続く自炊はもっと家庭的。

収束を見せるコロナですが、蔓延防止対策の影響で増えたおうち時間。このタイミングで自炊してみようかな!とチャレンジしてみた人も多いと思います。以前の職場では、本格カレーを作るためにスパイスを揃えてみた!という猛者がいました。なにかを本格的に作るのって、時間も材料も知識も根気もいる。そんな猛者に半年後、今もカレー作ってる?と何気なく聞いてみると「もう作ってないや〜」とのこと。揃えたスパイスは次の出番を待って、待機中のようでした。

そういえば、一人暮らしで食材をダメにしていた頃の私にも同じ様な経験があります。冷蔵庫に眠る無数の瓶の調味料。珍しくパンを作りたい意欲が湧いて買ってみたイースト菌。なにか作りたい!と思ったとき、ネットで調べたカッコいい料理を思い浮かべませんでしたか?僕はそうでした。

専門的な調理器具、調味料

スパイスマスターになれば料理の幅が格段に広がりそうなのはわかる。

冒頭で書いた、本格的な料理をするためにスパイスや道具を揃えなきゃ!と思ったら要注意、私は昔、美味しいパスタが作れるからと言って買った山椒の実の瓶詰めは一度使ったきり冷蔵庫にねむっていました。今、冷蔵庫にある調味料、食材で作れる範囲で、ちょっとずつ作れる範囲を増やしていけば良い。と私は思います。実は、我が家では、ほぼ毎日自炊をして4年以上になって、この前初めてせいろを買ってみました。蒸し餃子やシュウマイを作りたかったからという理由ですが、買って3ヶ月で5回ほど活用しました。1度しか使わない調理器具は買わない。というスタンスです。

高度な技術の情報がSNSで簡単に手に入る様になりました。プロの真似もやろうと思えばできちゃう人もいます。ですが、名前の付いている料理と同じ様に、プロの下ごしらえも、お金を取れる料理のたまにやる手間です。家庭料理に無理に持ち込む必要はないと、僕は思います。無理なくできるなら、取り入れるとより良いのかもしれません。

名前のついているレシピ

仕込みに時間がかかる本格的な料理はつくらないにしても、“名前のついている料理=ちゃんとした料理=自炊”と思い込んでいました。ですが、リアルフードな生活をし始めて気づいたのは、鶏肉にハーブソルトをふって焼くだけでも料理だし、豚ロースに胡椒と塩をふって焼くのも料理。シンプルな調理で充分おいしいということ。

やす
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自分が満足できる料理って、
名前のついてない料理でいいんじゃない?
と気付きました。

他人から質問された時に、「そんなすごいの作れるんだ!すごいね!」と言われるための料理になってないか?という心配です。本当に楽しくて作っているならいいと思いますが、無理が続くと精神的に辛くなってきます。まずは、自分たちが満足できる日常の料理を探していきましょう。

自炊が続かない理由

自炊が続かない理由はズバリ「非日常を求める」から。

生活をしている中で、新しいレシピを探す時の事を思い出して欲しいのです。「無限に食べれるレシピ」や家で作れる本格「らーめん」、長時間煮込みが必要な高級店が出しそうなお肉料理。その時は楽しいのですが、それは非日常を求める行為。その料理を2度3度やる機会があるかないか、なのにそれも自炊。あの時作った料理が大変過ぎたから、当分は自炊いいやぁ〜となってしまうのです。

こういう料理系のサイトを作るにあたり、新しいメニューを考案するため、Youtubeなどを参考にすることもあります。プロではない人でも作れる本格料理となると、長時間煮込んだ系や、家で作れる本格ラーメンなど実にバラエティ豊かです。リアルフードキッチンのポリシーとして長時間煮込む系の料理はほぼやりません。

まとめ

この記事の結論:自炊に無理を感じるのは非日常を求めているから。

やす
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様々失敗をしてきたので、無理なく自炊を続けるポイントが分かってきました。

次回のコラムでは自炊を習慣化する為のポイントについてお伝えします!

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