この記事は健康家庭料理家のやすとゆりの大人の社会見学レポートです。
リアルフードキッチンで日頃お世話になっている”醤油”をもっと深くしるべく、伝統製法の金笛醤油さんへ見学に行ってきました！
醤油蔵の他に、川越散策をまとめています！
今回は笛木醤油さんを見学してきました！
金笛醤油-笛木醤油株式会社
笛木醤油株式会社 金笛
公式HP：https://kinbue.jp/
本社：〒350-0152 埼玉県比企郡川島町上伊草660
TEL 049-297-0041 FAX 049-297-5978
川越店：〒350-0063 埼玉県川越市幸町10-5（一番街「大沢家」隣）
TEL 049-225-6701 FAX 049-225-6702
伝統的な日本の食材であることと、
川越はアクセスし易いので、
選ばせて頂きました。
笛木醤油株式会社 金笛しょうゆパークでは体験もできそう
工場見学の説明ページの一文に惹かれました。
イベント開催時には、実際にもろみをかき混ぜたり、しぼったりすることも！
せっかく、時間をかけて見学に行くんだから、
体験もしてみたい！
嬉しい！
笛木醤油株式会社 金笛
予約ページ：https://kinbue-park.jp/reserve
見学ができて、体験もできるかも！
今からワクワクしてきました！
発酵の様子を見れて、体験できるのは、
小学校の夏休み自由研究に丁度いいかもしれませんね！
川越駅からバスで向かいます
●交通情報
JR川越駅東口よりバス乗車
バス停「伊草小学校前」下車（約20分間乗車）
→笛木醤油・金笛しょうゆパークまで徒歩約5分
●川越駅バス停乗り場情報
・川越02（八幡団地行き・東松山駅行き）
＝乗り場2番
・川越03（鴻巣免許センター行き・鴻巣駅
西口行き・新荒子行き）＝乗り場4番
バス
小江戸の町並み
いざ、工場見学
待ち合わせ場所はこちら
提灯が目印の小さな屋台。
ここが集合場所でした。
今回は私達含め大人7名で見学しました。
歴史ある蔵
背中に”金笛”の文字が光る法被のお兄さんについていく
蔵の香りは作業によって、香りが異なるそう。
今日の蔵は大豆の香りが強い日でした。
原料の小麦・大豆・塩・麹の詰まった瓶
熟成中の醤油を見学・香りを嗅げた。
見どころポイント1：熟成中の樽の香りを嗅げる
小学生直筆メッセージの書かれた木樽の中に、熟成中の醤油がありました。
仕込んだ時期が3つに分かれており、
- 3ヶ月
- 6ヶ月
- 1年
3つの熟成期間の樽を観察・嗅ぐ事ができました。
発酵している！生きている！
見どころポイント2：沢山の醤油樽が圧巻の仕込み蔵
階段を上がっていくと、沢山の醤油樽が並んだ仕込み蔵を見学できました。
ガラス張りで覗くだけでしたが、迫力がありました。
同時に、ここで仕込んでいる醤油が出荷されて、商品となるんだなぁと、
まさに、金笛醤油の心臓部分を観ている感覚でした。
直売所で購入できる醤油の説明をしてくれました。
”再仕込み醤油”と”木桶初しぼり”の一番小さい瓶だと、
セット価格で1000円！
SMILE by SYOYUがライトに照らされ、良く目立っていました。
所要時間
所要時間：30分
工場見学は、きっかり30分でした！
櫂突の体験はできなかった
どうやらイベント開催時期ではなく、
もろみをかき回す櫂突き(かいつき)を、今回体験できませんでした。
事前の確認を怠りました…
もし、気になる場合は電話して聞いてみてね！
感想
笛木醤油HPにも記載がある、100年プロジェクトに惹かれました。
”子どもたちに醤油をはじめとする日本の大切な和食・発酵食文化を伝える”活動もされているそうです。
また、仕込蔵の壁面に刻まれた“SMILE by SYOYU”は、笛木醤油さんが大切にされている「美味しい醤油をつくる そして笑顔があふれる明るくて豊かな食卓をつくる一助となりたい」を表現した一文だと思います。
実際に熟成中の醤油樽を覗けたのが嬉しかったです。
熟成期間の違いによる、香りの違いを体感できました。
醤油の製造過程など、説明を聞くと、
あの醤油もこの醤油も使ってみたい！と購買欲が増しました。笑
ただ、30分は少し短いなぁと感じました。
道中に少し質問させて頂きましたが、質問タイムがあると嬉しいな、と個人的に思いました。
醤油蔵が抱える廃棄問題-もろみの廃棄
醤油を絞り出した、絞り粕＝”もろみ”。
大豆と小麦の繊維や、発酵で増えた細菌と塩分が残っているそうです。
食べても美味しくないため、人の食用には向かないとのこと。
家畜のエサに少しだけ活用されているみたいです。
1枚あたり10kgと、ずっしりした重さ。
有効活用方法が思いついたら、ぜひ笛木醤油株式会社さんに教えてあげてください♪
「塩抜きして、食物繊維を摂る目的で、
味噌汁に混ぜたりするのはだめかなぁ…
魚粉も食べるから、イケるとおもうんだよなぁ…」
などと考えておりました。
蔵の方いわく、ほんとうに美味しくない。とのこと。
なにか解決策を思いつきたいですね！
レストラン
●レストラン営業時間：11:30～17:00
（食事メニュー L.O14:00/ カフェメニュー L.O16:00）
※土日は11:00～営業します（L.O.15:00）
※麺がなくなり次第終了
●定休日：なし
メニュー一覧：https://kinbue-park.jp/restaurant
お昼に迷ったら、こちらのレストランで問題なし！
クオリティをあなどらないで！
でも、正直心配だったのはクオリティとボリューム。
全く心配しなくて大丈夫！どれも満足できるはずです！
まわりの方が頼んでいるかき揚げもビックサイズ！
(実はバスで街中まで戻り、お昼どころを探すプランもありました)
魅力その1：醤油の食べ比べができる
おみやげコーナーで売っているお醤油を試食できます。
- 再仕込み醤油
- 唐辛子しょうゆ
- 川越しぼり
- 木樽 初しぼり
- オリーブ醤油
- 燻製醤油
本格醤油から、変わり種の醤油まで、合計6種類を味見できました。
開店時間の都合上、おみやげコーナーで先に買い物を済ませました。
こちらで味見してからの購入が良さそうです◎
魅力2：醤油の活用方法を学べる
焼きおにぎりは、上に2種類の具が乗っていて、
食べ比べができました。
きゅうりの漬物ちゃんとの相性もバッチリ◎
試食用の醤油バームクーヘンもついてきました！
魅力その3：オススメは唐揚げと白米を個別注文！
失礼ながら、工場体験に併設されているレストランを期待していませんでした。
しかも、唐揚げ820円と単品ごはん250円で結構高いなぁ…と少しぼやき混じり。
出来上がりのクオリティにビビりました。
こんなにもも肉いっぱいの大ボリュームで820円はむしろ安い！
しかも、その味が、また格別だったんです…
噛んだ瞬間に旨味爆発！期待の遥か上を行っていました！
塩麹と醤油のみのシンプル味付け(たぶん、にんにく、生姜無し)なのに、
めちゃくちゃ美味しい！麹のおかげか、旨味たっぷり！
そのシンプルな味付け故に、鶏肉の風味も活きていました。
醤油はあとがけする必要がないぐらい、しっかり満足な味付けでした！
ジューシーなもも肉と、サクサクの衣が白米と相性バツグン！
他のメニューにしなくてよかった…！(他のも美味しそうでしたよ！)
食後のデザート
バニラのプリンと、しょうゆソフトと普通のソフトクリーム。
薄茶色のクリーム部分が醤油クリーム。
こちらにスイーツにかけるしょうゆを垂らして頂きました。
コクが豊かなみたらしをかけているようでした！
さっぱりしたクリームに、醤油がベストマッチ！
しっかりした味わいだったので、少量でよさそう。
下にカラメルが眠っているので、お忘れなく！
| 商品名 | 金笛 スイーツにかけるしょうゆ |
| 原材料名 | 白双糖(国内製造)、しょうゆ（小麦・大豆を含む）、水あめ、黒糖、本みりん |
おみやげ
レストランの横が醤油を購入できるおみやげコーナーです。
金笛直売店HPはこちらhttps://kinbue-park.jp/direct_shop
●営業時間 10:00～17:00
●定休日：なし
実際に購入したおみやげたち
- 金笛 濃い口しょうゆ 一升瓶
- 金笛 再仕込み醤油
- 金笛 木樽 初絞り
- バームクーヘンプレーン味
- バームクーヘン醤油味
- やまぶのこうじ(乾燥1kg)
- (川越散策で見つけた羅臼昆布の切れ端500g2700円)https://www.nakaichi-h.com/
再仕込み醤油を卵かけご飯で実食
金笛の再仕込み醤油を卵かけご飯で実食してみました。
普通の醤油は大豆と小麦、麹菌に塩水を投入するそうですが、
金笛 再仕込み醤油は塩水ではなく、自社の醤油で漬けるようです。
風味が失われないよう、火入れせず、
ろ過の仕方にこだわっている一品。
こんなにこだわっているのに、お求め安いお値段でありがたい。
とろみが凄い！ぎゅっと濃縮されている感じです！
再仕込み醤油美味しい！
いつも、卵かけご飯を食べる時はめんつゆと醤油をかけますが、
こちらはコクが強いので、めんつゆが不要です！
もう1つわかったのは、
熱々のご飯に混ぜると、温度で醤油の風味が失われるので、
混ぜないほうが良さそう！
垂らして、濃いところを頂くのが美味しい！
そんなデリケートさを体感できて嬉しい！
工場の施設
実は、工場見学前に予習ができます。
けんけんぱしよう。。゜。〇〇
笛木醤油株式会社さんの事務所まで続くけんけんぱ。
童心に帰ってやってみよう！
ブランコ
醤油のおみやげをリュックに入れて乗るブランコ！
地面スレスレでスリル満点でした！
童心に帰れるブランコ楽しかったです！
樽に入れる
醤油樽の中で、一升瓶の醤油を持っているつもりです！
見える人には、一升瓶見えたのではないでしょうか？
しょうゆうこと！
ハンモックと椅子
ハンモックと椅子がありました。
リュックに一升瓶が入ってなかったら、利用していました！
小人専用のかわいいツリーハウス
小学生は登れない、少し華奢なツリーハウス。
眺めるだけでも可愛いです。
樽トンネル
こちらは木樽トンネル！
醤油仕込みで使われた、木樽をくぐれますよ！
バームクーヘン
バームクーヘンを作っているところを眺められました。
二人して真剣に見つめています。
川越散策
小江戸の街並みは風情がある建物がズラリ。
中には着物で散策するお洒落な方もいましたよ！
今回のレポートは神社や食べ物中心でしたが、
器・食器・箸・包丁など、みどころ満載の街でした！
次回はじっくり小江戸散策したいです♪
氷川神社
川越氷川神社
埼玉県川越市宮下町2-11-3
049-224-0589
アクセス方法：https://www.kawagoehikawa.jp/#/access/
風情のある食べ物-おだんご・抹茶
小江戸を想わせる、風情のある食べ物が沢山ありました。
直火焼きのおだんごや、石臼で挽く抹茶。
お昼ご飯で満腹だったので頂きませんでしたが、
次回の川越散策では、食べたいと思います！
秩父の味噌もありました。
秩父の味噌やおなめがありました。
原材料名を見てみると、伝統製法リアルフードな商品も半分ほどありました。
リアルフード探しも捗ります！
時の鐘
木造の時の鐘が印象的でした。
この日は雨でしたので、時の鐘を見上げると、
雨が降り注いで、綺麗でした。
サツマイモが名産
サツマイモが名産のようで、
様々な食べ方が提案されていました。
こちらは壺焼き芋。
こちらはふかし芋。
氷川神社でできる手作り川越いもみくじに、
川越いもダルマ。
横に置いた芋のフォルムと、
眉間から鼻にかけて「い も」と描いてあるのが可愛い。
川越アートカフェエレバード-趣のある洋館風
COEDO樽生ビールはテイクアウト可。
店内に入ると、ビールサーバーが並んでいて、
ビール好きにはたまらない光景だと思います！
ぜひ、行ってみてください！
●営業時間
11:30～18:00
（L.O.17:30）
●定休日：水曜日(第3木曜日)
※年末年始は大晦日のみ休業、元日より通常営業
●座席数
総席数 36席
●住所
〒350-0065
埼玉県川越市仲町6-4
TEL:049-222-0241
蔵だけど、趣のある洋館風。
なんとも風情のある建物でした。
雨の中散策したので、温かい飲み物を求めていました。
リーズナブルなお値段で美味しいコーヒーが頂けました。
- 左：トアルコトラジャ 650円
- 右：トラジャブレンド 550円
弓削多醤油-休業日
こちらは、生しょうゆ発祥の蔵：弓削多醤油のお店。
火曜は休業日でお邪魔できませんでした。
残念ながら、川越のいくつかのお店は火曜定休日でした。
前もってのリサーチはおこたならない方が吉です！
かつおぶし中市本店-羅臼昆布がお安かったお店
公式HP：https://www.nakaichi-h.com/
ショップページ：https://ecshop.nakaichi-h.com/products/list
〒350-0063 埼玉県川越市幸町5-2
TEL:049-222-0126 / FAX:049-222-0332
営業時間 AM10:00～PM7:00 / 定休日 水曜日
さいごに
いかがだったでしょうか？
今回は、金笛醤油の工場見学と、
オススメは唐揚げ！川越散策をまとめました！
ぜひ、本格醤油も食べ比べしてみてね！
最後までお読みいただきありがとうございます！
リアルフードキッチンでは、皆様が心身ともに無理なく作れる健康家庭料理を考案しています。
取り組みや私たちについては以下のリンクをご覧いただけると嬉しいです！
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