【コラム】めっちゃ大事!あなたの”失敗”は思い込みかも。

コラム
この記事を書いた人
清水 康行

1989年生まれ
食事で人生が好転した人。
仕事中心の生活で、心身ともに疲弊。
健康診断で異常が出始める。
明るい未来が描けない独身生活を経験。
聞きかじった自己流のダイエットで健康に不安を覚え、
本を通して体系的に学ぶ。
実践を通して、無理なく楽しく続けられるレシピを考案。
「食事改善」を通して、明るい未来が描け、人生好転。
誰でも楽しめる健康家庭料理サイト、
リアルフードキッチンを立ち上る。

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やす
やす

自炊の回数が増えれば、成功失敗も経験するはず。
でも、ちょっと待って欲しい。
あなたの思っているそれ、本当に失敗ですか?
快適なキッチンライフのために、ぜひご一読下さい。

あぁ!失敗しちゃった!!それって本当?

ゆり
ゆり

あぁ…!失敗しちゃった…!

やす
やす

びっくりしました!
キッチンから、
何やら、嘆きが聞こえます。

最近あった、キッチンでのリアルな出来事。

鶏肉事件の写真は無かったので、リンゴのお菓子をつくったときの焦げ…

これは最近あった、キッチンでのリアルな出来事。
夕飯の仕込みで、鶏肉を焼いていたゆりが、
「あぁ、失敗したぁ…」とめちゃくちゃしょげています。
恐る恐る状況を見に行くと、
雪平鍋の底が、
ドーナッツ状に焦げ着いていました。

ゆり
ゆり

あぁ…、失敗した…
(怒られちゃうかな…)

こんな時、みなさんはどんな声をかけますか?

例えば、旦那さんが手伝ってくれたとして、
焦げ付いた雪平鍋にショックを受けながら、
「あぁ、失敗したぁ…」と、こちらの反応を伺っています。

(仮)旦那
(仮)旦那

あぁ…、失敗したぁ…
チラ…?

あなた
なんで、鶏肉焼くだけなのに焦げるの?!(怒り)
食材無駄になって、もったいない…!(怒り)
あぁ、焦げ落とすのは、また私だわ!(煩わしい)
(前の3つが頭によぎって、ここだけ伝える)こんなことなら、やっぱり手伝ってもらわなくて良い!!!!

と言った具合でしょうか。

実際のみなさんの回答も気になるところですが、
料理の前に、僕の実家でのこんなエピソードをシェアさせてください。

失敗?に対してのダメ出しで、悪循環が生まれる。

人生好転してきた!と実感する前、
実家で育った頃の記憶がこびり着いていました。
それは、僕自信のキャラクター・性格の思い込み。
僕は、熱しやすく冷めやすい、3日坊主な人間なんだ…。と思っていました。
いろいろ手を付けては続かない。
そんな事実からの考察でもあります。
でも、家族3人でのこんなたわいもないやり取りが主な原因だったと感じています。


「やすは3日坊主だなぁ」
「かあちゃんは3日坊主だなぁ」

習慣化が得意な父からすると、すぐ飽きてしまう2人が不思議だったのかもしれません。
トーンはめちゃくちゃ柔らかいです。
でも、何度と無く繰り広げられる、このやり取りで、
僕も母さんも熱しやすく冷めやすいと、刷り込まれていました。

3日坊主と言われた僕が、今では2000文字程度のブログ200記事以上執筆しています。
今では、リアルフードキッチンとYasublog両方1記事を投稿しています。
そう、習慣化が苦手な人間ではなかった。という別の事実がここに存在します。
たわいもない一言で、人って100%変えられないキャラクターだと思いこんでしまうんです。

人は変われる。私は◯◯だから、今回もできない…。はただの思いこみだよ

丸焦げ鍋は果たして失敗だったのか?検証していきましょう。

話を料理に戻します。
僕の実家でのエピーソードも踏まえながら、
この焦げ付いたお鍋は、果たして失敗だったのでしょうか。
一緒に見ていきましょう。


最近、鶏肉の塩麹漬けを焼いたところ、焦げてしまいました。
妻がショックそうに「あぁ、失敗したぁ…」とめちゃくちゃしょげています。
僕は、「それは失敗なの?」と聞き返し、
「ほら、焦げっちゃった」としょんぼり続行中の妻がいます。
「鶏肉は焦げているの?」と聞くと、
「鶏肉は無事みたい…。」と少し安堵する妻。
「じゃぁ、失敗じゃないね!お鍋が焦げただけだ。」と即答しました。
失敗というのは、目指す料理が作れないことを指します。

ゆり
ゆり

あぁ…、失敗した…
焦げちゃった。

やす
やす

それは失敗なの?
鶏肉は焦げているの?

ゆり
ゆり

でも、鶏肉は無事みたい…

やす
やす

じゃぁ、失敗じゃないね!
お鍋が焦げただけだ。
洗えば済む。
ゴシゴシ…。ゴシゴシ…。


今回の一件、鶏肉は全然焦げていませんでした。
そう、これは失敗ではなくて、ただ鍋が焦げただけ。
洗えば済む話なんです。
彼女の落ち込みがすごかったので、雪平鍋をすぐに洗いながら、一連のフォローをしていました。
僕の振る舞いがスゴいでしょ!という話ではなくて、
それって本当に失敗なのか?という問いが重要なんです。
とにかく、優しく聴いてあげてください。
聴かないと、妻も「失敗した…」の一点張りでした。

実際のところ、焦げついた鍋の匂いを嗅ぐと、
鶏肉の焦げ臭ではなく、なんだか麹っぽい匂いでした。
つまるところ、塩麹と雪平鍋の相性がわるかった。
もしくは、油が少なかった。という原因が思いつきます。
名探偵やすはクンクンして、原因分析をしていました。

提案:料理中に想定外の事態が起こった時、自分を責めているなら、
それって、本当に失敗?と自分に優しく問いかけてみて欲しいのです。
そして、事実としてただ観察する。

「あなたっていっつも◯◯な人!」というレッテル貼りをしない。(事実でも)

数回の出来事で、「あなたっていっつも◯◯な人!」というレッテル貼りは避けた方がいいでしょう。
未来の出来事を予言できる気持ちよさもあるかもしれません。
もしかしたら、その場を和ませようという狙いがあっても、
一時的な衝撃吸収にしかなりません。
その場しのぎの対応ではなく、
冷静に受け止めて、
一緒に解決策を模索したい。
その先に、安心できる、優しい空間があります。

そう言えば、以前、妻が冷やご飯を床にぶちまけた事件がありました。
お米が床に落ちてしまうのは、ショックが大きい。
やっぱり、妻がめっちゃしょげていました。
床にぶちまけたお米を捨てようとしていたので、すぐ止めました。
とにかく拾って、悲惨にも思える状況をなるべく早く改善。
よく洗って、沸騰させて、
雑炊チゲにして、美味しいご飯に変貌した記憶。


うん。

やす
やす

どこらへんが失敗?

さいごに

結論:快適なキッチンライフには、自分と家族を追い詰めない!
自分と家族には優しく、安心できるキッチンを目指そう!

やす
やす

皆さんの調理場・キッチンはどんな空気感ですか?
調理も、食卓も楽しく過ごしたいですね!

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