本場の味を素材とスパイスの力を借りて作ります!おうちで意外と簡単に本格ルーローハンを作れるので、何度もリピートしているレシピです。本場より豚肉の脂身が少ないので胃もたれしにくい、かつガッツリ食べれるおかわり必須な満足ごはん♪
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沢山作って冷凍保存しておくと便利ですよ◎
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台湾旅行で何度も食べた味を思い出しながら再現しました!
リアルフードキッチン流の魯肉飯レシピ
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材料(4~5人分)
〈具材〉 | |
豚肉(脂身多めのバラなど) | 約200〜300g |
豚肉(脂が少ないブロック肉など) | 約200〜300g |
長ねぎ | 1本 |
玉ねぎ | 1玉 |
(あれば玉ねぎ塩麹) | (小さじ2) |
にんにく | 2かけ |
しょうが | 2かけ |
ゆで卵 | 食べたい個数 |
〈調味料・スパイス〉 | |
オリーブオイル | 大さじ2 |
五香粉 | 小さじ1.5 |
八角ホール・フェンネル※ | 適宜 |
醤油 | 大さじ1 |
黒糖・きび糖 | 大さじ1ずつ |
オイスターソース | 小さじ1 |
紹興酒(なければ調理酒でOK) | 1/2カップ |
塩 | 適宜 |
水(具材の水分量で調節する) | 1〜2カップ |
▼使用した八角ホール
ユウキ食品 八角 5g
▼おすすめ紹興酒
横浜中華街 TTL 台湾 十年窖蔵(10年)精醸陳年紹興酒(玉泉) 17.5度、600ml、台湾の純粋天然醸造酒
作り方
▶豚肉は柔らかい部位を選ぶ。
▶豚肉は脂身が多い部位と赤身を混ぜることで、しつこくなく食べ応えのある食感にする。
▶本格台湾味のコツは、玉ねぎを1玉加える、八角とフェンネル、紹興酒を使うこと。
▶よく煮込んだ後、一度冷ますことで味を染み込ませる。
▶付け合わせはきゅうりのぬか漬けが合う。
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1.長ねぎの白い部分、玉ねぎ、にんにく、しょうがをみじん切りにする。(フェンネルがあれば刻んでおく。)
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2.豚肉を棒状に切る。
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3. 深鍋にオリーブオイルを熱し、長ねぎと玉ねぎを炒める。飴色になってきたら、にんにくとしょうがを追加して香りが出るまで炒める。
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4.豚肉を入れて炒める。塩を小さじ1~2を加えて炒める。※肉の量に合わせて塩の量を調節してね。
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5.五香粉を入れて混ぜる。
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6.黒糖、きび糖、醤油、オイスターソース、紹興酒を加えて混ぜる。
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7.香りを強くしたい方は、八角ホールやフェンネルを追加する。
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8.長ねぎの青い部分・ゆで卵・水を入れ、蓋をして弱めの中火で10分ほど煮込む。
💡水なしだと煮込み時間が時短できます。つゆだくがお好みでしたら具材がひたひたになるまで水を加えましょう。
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9.最後に味見して必要であれば塩を追加し、火を止めて冷ます。※冷ましている間に味が染み込んでいきます。一晩冷蔵庫で寝かせると更に美味しい!
旅行の思い出の味を再現するまでのストーリー
- はじめはコウケンテツさんのレシピを参考にしました!
- 旅行で食べた記憶で玉ねぎと紹興酒を加えて本格アレンジ!
- 白砂糖を黒糖と素焚糖に変え、リアルフードキッチン流にコクとミネラルアップ!
- 更にもち麦と39穀米で食物繊維マシマシ!
久々に買い足したスパイス。五香粉(ウーシャンフェン)。
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いつものようにスーパーで夕食の買い出しをしていると、妙に気になるスパイスがありました。
旅行の思い出を探りながら、本場の味を再現してみよう!と思い立ったのです。
今回買い足したのは五香粉。こちらの原材料はフェンネル、シナモン、花椒、クローブ、ちんぴ。中国版のガラムマサラ的存在。普段は意識して、なるべく新しいスパイスは買い足さない様にしているのですが、今回は衝動買いをしていました。どうして意識してまで「新しいスパイスを買い足さないか」はリアルフードキッチンで記事を書いています。
結論としては、とても美味しい魯肉飯ができました。ですが、どこかパンチが少ない印象でした。五香粉に八角が入っていると思ったら、日本人に合わせてフェンネルに代用していたため、"パンチが少ない"と思ったのかもしれません。僕としては、もっと本場感が欲しかったので、次は八角を足そうと思っています。
内モンゴルや台湾に行く機会が何度かありました。
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大学の研究では内モンゴルへ。社会人になってから台湾へ。どちらも、3回ずつ、1週間〜2週間滞在していました。中華圏に行くと、独特のモアっとしたいい匂いがします。これはなんだ?と疑問に思っていたら、いつかの同行者が「この香りはゴコーフンだよ」と教えてくれ、記憶の片隅に本場の香りはゴコーフン….とインプットされていました。
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本場の香りはゴコーフン….
本場の香りはゴコーフン….
レシピの参考はコウケンテツさん。
作る方によって、手順も調味料も変わってきます。コウケンテツさんの手順と調味料はとてもシンプルだったので、参考にしやすかった!とうのが選んだ理由です。
・豚バラブロック肉:300g ・長ねぎ:1本分 ・にんにく:1かけ ・しょうが:1かけ ・油:大さじ2ぐらい ・五香粉:小さじ1ぐらい ・醤油:大さじ3 ・砂糖:大さじ2 ・酒:1/2カップ ・塩、こしょう:各適宜 ・水:2カップ
初挑戦だけどアレンジしてつくってみた
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・豚こまぎれ:50gぐらい
・豚カレー用モモブロック肉:200gぐらい
・長ねぎ:1本分
・玉ねぎ:半玉
・玉ねぎ麹:小さじ1ぐらい
・にんにく:1かけ
・しょうが:1かけ
・オリーブオイル:大さじ2ぐらい
・五香粉:小さじ1.5ぐらい
・醤油:大さじ2
・黒糖:大さじ1
・洗双糖:大さじ1
・オイスターソース:小さじ1ぐらい
・酒:1/2カップ
・塩:適宜
・水:2カップ
豚バラ肉のブロックは諦めました。店頭のブロック肉は脂身の方が多いんじゃないか?という比率ばかり...。理想は8:2で肉:脂のブロック。なので、代用として、モモ肉と豚こま肉を併用しました。時にムギュムギュ。時にほろり。の食感を狙いました。 味の工夫として、豆板醤や甜麺醤を用意しコクを出そうとしましたが、使わなくて正解でした。たぶん使ってたら味が迷子になっていた。醤油の分量は大さじ2にしてよかったと思う。コショウはすっかり忘れていました。
玉ねぎを使うと記憶の片隅にあったので….
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台北滞在中の夜は、ほぼ魯肉飯を食べていました。同行者の台湾マニアが現地の方と仲良くなっていて、滞在中はかならず行くというルーティンになっていたのです。本場の味を愉しみつつ、玉ねぎかフライドオニオンを使っているという会話が記憶の片隅にありました。
コウケンテツさんのレシピに玉ねぎが無いものの、恐る恐る入れることに。ネギをみじん切りにして炒めている時に、玉ねぎを足した方が美味しそうだよなぁ。というやんわりした気持ちで一工夫。でも、作り終わってから心配になり、Youtubeでレシピ比較をしていると、何人かは玉ねぎを使っていました。ほっと胸をなでおろしました。
玉ねぎは飴色にしましょう
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玉ねぎは飴色になるまで炒めます。写真の状態からもう少し炒めました。にんにくとしょうがを追加して、もうひと炒め。
豚肉は柔らかい部位の方が美味しい
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今回はカレー用ブロック肉の細切り。でも、噛みしめるほど、カレー感が出てきます。本場の魯肉飯はもっとやわトロだったなぁと少し反省しました。その点、こまぎれは柔らかくて美味しいかった。お腹が空きすぎていて、煮込み時間を早めに切り上げていました。次回はしっかり煮込んで、一度冷やして味を染み込ませようと思っています。
実食:ネギは捨てずにいただきます。
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食物繊維モリモリ魯肉飯の完成です!参考にしたレシピ動画ではネギが取り除かれていましたが、味がかなり染み込んでいてめちゃくちゃ美味いです。食べないなんてもったいない。可食部分なのでしっかり頂きましょ。
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美味しい!!!!
(ちょっとパンチが少ないけど、美味しい!)
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美味しい!!!!!!!
今日のご飯は39穀米と玄米という組み合わせ。雑穀米の特性で、タレの味が少し打ち消されます。そのためか少し味のパンチが足りない様な気もしましたが、妻がたいそう喜んでくれました。声のボリュームやトーンでどのぐらい美味しいか判断できるので、この魯肉飯はとても良くできたみたい!と判断できました。濃すぎると飽きが来ますが、ちょうど良い味付けができたみたいで、二人して2杯食べきりました。いつもに比べ、食べたご飯の量も多く、ブログを書いている今も余韻が続いています。
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いっぱい食べたぁ….。
ごちそうさまでした〜!
![ゆり](https://shimizuyasuyuki.org/wp-content/uploads/2023/06/0_6_1_0_813_139_6_165_30_0_0_14_p1-150x150.png)
ごちそうさまでした〜。
(幸せ〜)
初回おうち魯肉飯の点数
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作りやすさ:★★★★☆
美味しさ:★★★★★
リアルフー度:★★★★☆
95点!!!
補足:90点超えたら、ぜひ作ってみて欲しいです。
初回の改善点
・豚肉は柔らかめの部位にする(豚バラは脂が多くて次回も採用はしない予定です)
・八角を入れる
・玉ねぎは1玉入れる
・紹興酒を入れる
・煮込み時間を増やす
・一度冷蔵して、味を染み込ませる
・39穀米ともち麦に変えてみる
より、本場感を求め改良していきます。実は、スーパーで紹興酒を探したのですが、カラメル色素入りしか置いていなく断念しました。紹興酒でも気持ち悪くなるものと、そうでないものがあります。僕の場合、カラメル色素が入っているものは気持ち悪くなる傾向があるので、そうでないクラシックな製法の紹興酒を使う予定です。
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その後何回か作ってようやく納得のいくレシピが出来上がりました。それがページ上記のリアルフードキッチン流レシピです!!
さいごに
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美味しい家庭料理が作れると、
妻が喜んでくれて、僕も嬉しいです!
魯肉飯は二人で大満足の定番ごはんになりました!
ご飯が食べられる幸せを噛み締めて!今日も一日、健やかに!
最後までお読みいただきありがとうございます!
リアルフードキッチンでは、皆様が心身ともに無理なく作れる健康家庭料理を考案しています。
取り組みや私たちについては以下のリンクをご覧いただけると嬉しいです!
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