先日、イベントで料理を振る舞う機会がありました。
ホームパーティー的な、持ち寄るパーティースタイル。
私たちが持ち寄ったのはこんなメニューでした。
前日に依頼があり、当日の準備時間は1時間以内。
現地の機材も不明で、手早く準備できるもので考えた結果のメニューでした。
異業種交流会だったため、みなさんのお腹の好き具合がわからず、
軽く食べるぐらいの量を想定。
とは言っても25名、それなりに作りました。
炊き込みご飯に合うおかずは?と考え、味噌汁を選択。
交流会の主催者が玄米の炊き込みご飯を用意してくれていました。
美味しい炊き込みご飯に、何か合うものはないか?と考え、
味噌汁が良いのではないか?と思いつきました。
具はわかめと豆腐と味噌のシンプルな具材。
汁物があると、ホッとするよね。そんな気持ちで作りました。
実際に会がスタートすると、男性陣にはチリコンカンが人気。
女性陣にはキャロットラペやフムスが人気な傾向がありました。
意外だったのは、味噌汁が1番反響がありました。
そんなに手の込んだことはしていません。
具は豆腐とわかめ、味噌です。
1つ違うのは、リアルフードキッチンでは良く紹介している、あるものを入れる点だけ。
あるもののおかげで、
高級料理店で食べる、透き通る上品なお汁ではなく、
あれ?いつもと違う!うまいぞ?もう一回飲んでみたい!そんなお味噌汁になったようです。
この味噌汁の出汁はなに?と、色んな方から質問を頂きました。
- 主催者の方(お礼兼、お土産にかね七の出汁パックを贈呈しました)
- 家事代行業を営む方
- 主婦の方
出汁は何を使っているの?
秘密は出汁パック
反響が良かった理由は、出汁パックを具材として活用したためでした。
今回使った出汁パックは以前に紹介したかね七の出汁パック。
こちらを開封して、具としてお味噌汁に直接入れるのがポイントです。
お味噌を入れる前に少し煮出すと、出汁の旨味がよくでます。
顆粒の出汁パックを使わずに、こんな方法で、
いつものお味噌汁がグレードアップします。
出汁の原材料のバランスがよく、好んで使う事が多いです。
味のバランスに加え、粉砕度合いが細かい点が、食べやすくて便利。
補足:他の出汁パックの場合、物によってはゴロッとした大きさの鰹節で加工されていることもあるため、食べてみると食べにくい事もあります。
出汁を煮出したあとの素材は、多くの場合は捨てられてしまいます。
食品ロスに勘定されていないかもしれませんが、本来食べる事ができるはずの素材たちです。
地球規模で見ると、食品ロスの削減に少しは貢献しているかもしれません。
そんなこんなで、リアルフードキッチンでは、出汁パックの中身を食べられる食材として、有効活用しています。
食糧不足が不安だ…。と嘆く前に、身近にある「食べられる食材」を探してみると、
安心が増えるかもしれませんね。
出汁は必須?
ここまでくると、美味しい味噌汁には出汁は必ず入れなきゃいけないもの!と、思い込んでしまうかもしれません。
そして、出汁は必須なの?と疑問が出るかと思います。
実はそんな事もないんです。
今回は異業種交流会でみなさんの好みがわかならない状況だったので、
「わかりやすい美味しさ」を作りいたい。
そのため出汁パックを活用しました。
いかがでしょうか?
実は、出汁パックを使わず、
素材だけでも十分に美味しい出汁が取れるのです。
このテーマについては、次回の記事で触れたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!
リアルフードキッチンでは、皆様が心身ともに無理なく作れる健康家庭料理を考案しています。
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